よくある質問
白内障に関するご質問
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Q
白内障は完治しますか?
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A
白内障の治療は、大きく分けて薬物療法と手術療法の二つのアプローチがあります。薬物療法は症状の進行を遅らせることを目的としており、点眼薬や内服薬が主に用いられます。しかし、この方法では白内障を完全に治すことはできません。
一方、白内障が進行し、日常生活に大きな支障をきたすようになった場合は、手術療法が検討されます。手術によって混濁した水晶体を取り除き、人工のレンズに置き換えることで、白内障を根本的に治療することが可能です。 -
Q
手術後はいつから仕事が可能になりますか?
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A
手術後の社会復帰までの期間は、患者様の職種によって異なります。事務職など、身体的な負担が少ない仕事であれば、術後すぐに復帰できる場合もありますが、肉体労働など、体を動かす必要のある仕事の場合は、一定の休養期間が必要です。
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Q
多焦点眼内レンズはどのくらいで慣れますか?
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A
多焦点眼内レンズに順応するまでの期間は個人差があります。多くの患者様が術後3ヶ月程度で違和感なく使用できるようになります。しかし、中には違和感が持続し、不便を感じる方もいらっしゃいます。そのような場合は、単焦点眼内レンズへの交換も可能ですが、再手術に伴うリスクについて十分にご理解いただく必要があります。
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Q
多焦点眼内レンズはどんなメリットがありますか?
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A
多焦点眼内レンズの利点は、眼鏡への依存度を大幅に減らせることです。多くの方が裸眼で過ごせる時間を増やすことができるので、眼鏡なしでの生活を希望される方に適しています。
緑内障に関するご質問
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Q
緑内障の進行を止めることは可能ですか?
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A
緑内障の進行を完全に止めるものではなく、進行速度を遅らせることが目的となります。
緑内障の治療では、点眼薬やレーザー治療を用いて病気の進行を抑制することが可能です。これらの治療で十分な効果が得られない場合は、手術療法を検討します。 -
Q
緑内障だと薬に注意しないといけないと聞いたのですが、本当ですか?
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A
緑内障の治療に使用する点眼薬は多数あります。治療薬には、それぞれ効果があり、症状に応じて点眼する治療薬を決定する必要があります。
緑内障点眼のほとんどは眼圧を下降させる目的で使用しますが、点眼の効果には個人差があり、またお一人お一人目標とする眼圧が異なるため、使用回数、使用本数が患者様ごとにかわります。点眼による眼圧下降効果は永続的なものではなく、毎日決まった時間に使用しなければ期待される効果は得られないので、眼科医の指示通りに使用をしていくことが大切です。 -
Q
日常的に注意した方が良いことはありますか?
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A
普段の生活で特に食事や運動を制限する必要はありません。ただし、医師に処方された点眼薬は、毎日きちんと点眼することが大切です。
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Q
緑内障になったら眼の疲労に気を付けた方がいいですか?
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A
緑内障は、目の疲労とは直接的な関係がない疾患です。そのため、緑内障を抱えていても、日常生活や趣味を無理に制限する必要はありません。ただし、目の健康を維持するためには、過度な眼精疲労は避けましょう。日常生活を楽しみながらも、目の疲れを感じたら無理せず休憩を取る習慣を身につけることが大切です。
コンタクトレンズに関するご質問
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Q
コンタクトレンズを装着すると目がゴロゴロする
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A
コンタクトレンズを装用中に、目がゴロゴロするような異物感を感じたら要注意です。レンズに傷がついている可能性があります。このような症状が現れたら、すぐにレンズの使用を中止してください。
そして、コンタクトレンズを持参の上、当院を受診されることをおすすめします。専門医による詳しい診察を行い、適切な処置を施します。 -
Q
コンタクトレンズが白く曇っている
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A
コンタクトレンズが白く曇って見える場合は、レンズの洗浄が不十分なことが原因かもしれません。
コンタクトレンズを取り扱う際は、手指を清潔な状態にしておきましょう。レンズを洗浄する際も、時間をかけて丁寧に行うことが重要です。 -
Q
コンタクトレンズをつけたまま寝てもいいですか?
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A
日中に使用するタイプのレンズを睡眠中も装用することは、目の健康を脅かす危険性があります。そのため基本的に、就寝時のコンタクトレンズの装用は避けるべきです。
ただし、終日装用可能なコンタクトレンズや夜間就寝時に装用するオルソケラトロジーという治療などで眼科医の許可がある場合は例外となります。 -
Q
コンタクトレンズを入れる時に痛みはありますか?
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A
コンタクトレンズを初めて装用する際、違和感や異物感を覚えることは珍しくありません。しかし、痛みを伴うことはほとんどありません。
装用に慣れるにつれ、これらの不快感は徐々に和らいでいきます。慣れるまでは無理せず、徐々に装用時間を延ばしていくことが大切です。 -
Q
レンズの保管の仕方を知りたい
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A
未開封のコンタクトレンズは、直射日光を避け、室温で保管するのが理想的です。
開封後のレンズの保管方法は、使用しているケア用品の説明書に従ってください。正しい手順で保管することで、レンズの品質を維持し、目の健康を守ることができます。